機密性の高いメール保護 ベストプラクティスチェックリスト
Best Practices Checklist
メールのセキュリティを確保するには、技術的な対策と業務手順の両方が必要です。セキュアメールのベストプラクティスに従うことで、不正アクセスのリスクを低減し、データ侵害やコンプライアンス違反のリスクを軽減できます。
1. 強力な暗号化を使用する
機密性の高いメールや添付ファイルには、暗号化、できればエンドツーエンド暗号化を実装し、意図した受信者だけが内容にアクセスできるようにしましょう。
2. 多要素認証(MFA)を有効にする
MFAを活用し、パスワード以外の追加認証手段をメールアカウントへのアクセスに要求することで、不正アクセスのリスクを低減します。
3. フィッシングリスクについてユーザー教育を行う
従業員にフィッシング攻撃を見分けて報告するよう教育し、ソーシャルエンジニアリング攻撃の被害を防ぎます。
4. ソフトウェアを定期的に更新・パッチ適用する
メールクライアント、サーバー、セキュリティソフトウェアを常に最新の状態に保ち、既知の脆弱性を修正し新たな脅威から保護します。
5. セキュアなファイル共有を利用する
大容量または機密性の高い添付ファイルには、メールではなくセキュアなファイル共有ソリューションを利用し、情報漏洩リスクを最小化し、トラッキングを強化します。
6. データ損失防止(DLP)を導入する
DLPツールを活用して送信メールを監視し、機密情報の偶発的または意図的な漏洩を防止します。
7. 強力なパスワードポリシーを徹底する
メールアカウントには複雑でユニークなパスワードを要求し、定期的なパスワード変更を実施してアカウントのセキュリティを強化します。
8. 機密情報へのアクセスを制限する
機密性の高いメール内容や添付ファイルへのアクセスは、必要最小限の範囲に制限し、潜在的な漏洩リスクを抑えます。
9. メールデータを定期的にバックアップする
メール内容や添付ファイルの安全なバックアップを維持し、サイバー攻撃やシステム障害時のデータ復旧を確実にします。
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